2018年04月03日

浄土宗の葬儀の主な特徴と作法に関して

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浄土宗の葬儀においては、故人の代役として参列者に関しても南無阿弥陀仏と念仏をそれ相応の時間唱えて、故人が阿彌陀佛の救いを手に入れるバックアップをするという意味があります。それに加えて、引導下炬というものがあります。これに関しては、僧侶が二本の松明を取って、一本を捨て去り、残存しているほうで円を描き、下炬の偈を読んで、もう一本に関しても捨て去ります。これに関しては、汚された現世と関係を絶って仏門に立ち入る宣言そして、極楽浄土へいざなうための引導の意味合いを持っています。

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2017年11月10日

人生の終わりをどのように迎えたいか

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人間の人生はいつか必ず終わりを迎えます。生きていれば必ず死を迎えます。最期の瞬間を、いい人生だった、とても幸せだったと思って迎えたい人は多いでしょう。ここ数年、終活という言葉をよく聞くようになりました。テレビでもよく話題に取り上げられています。人生の最後をどう迎えるか、葬儀はどのように執り行うかなどを考える人が増えています。葬儀の時はこの曲を流して見送ってほしい、この遺影を使ってほしいなどと、終活ノートを作る人もいるでしょう。

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2017年08月15日

個人での葬儀社の開業や経営の展開

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個人経営によって、葬儀社を運営する例は少しずつ増え始めているとみられています。葬儀業者を開業することに関しては、実現できる可能性があるものとして認識されており、全国の各地で新たな葬儀会社が立ち上げられています。個人経営として運営する場合には、小規模な葬儀場の運営や管理を進めることが主流になると想定され、その地域に根差した葬儀のサポートを進めることが求められていくのではないでしょうか。葬儀のプランニングが多様化する昨今は、コンパクトな葬儀を運営する必要性が高まってきています。

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2017年04月27日

葬儀で着物を着る場合は葬儀社で予約を

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自分の喪服は持っている人は多いでしょうが、急な葬儀で慌ただしいこともあり喪服をレンタルしたりする場合もあります。葬儀屋さんとの打ち合わせで、喪服着用の場合のお手配もして頂けることもあります。その場合は、便利な流れになっています。レンタルだと手間が省け、足りないものを気にする必要がない点、着用後のお手入れの心配が要らない、親族の分をまとめて依頼できるなどの様々なメリットがあります。着物一式や、着付け小物、草履やバッグ、全て揃えるには時間がかかります。

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2017年04月22日

どのような葬儀社による葬儀が理想的なのか

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斎場と葬儀社は結びついています。昨今は、大きなチェーン店も多数あります。そのような中で、葬儀の内容と対応にも様々に違いがあります。まず、お通夜までの夜の打ち合わせですが、仮の祭壇や調度品を持参してくる葬儀社は大変重宝します。親族は急な出来事であわてていて、色々な道具類を持ち合わせてはいません。その中で、あらかじめセットとして用意してくれることは、心も落ち着きます。また、葬儀当日のことで、会葬順やエピソード、引き出物や料理、貸布団等、本当に決めなければいけないことがたくさん短時間にあり、めまぐるしい状況です。

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